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「だから希望がある」(2022年11月)

言葉には力があり、勇気づける言葉もあれば、苦しめたり惑わしたりする言葉があります。

東京オリンピックの1年前のイベントで、競泳女子・池江璃花子選手が朗読したメッセージの中で「逆境からはい上がっていく時には希望の力が必要」というものがありました。「逆境からはい上がっていく時には、どうしても、希望の力が必要だということです。希望が、遠くに輝いているからこそ、どんなにつらくても、前を向いて頑張れる。世界中のアスリートと、アスリートから勇気をもらっているすべての人のために。一年後の今日、この場所で希望の炎が、輝いていてほしいと思います。」と語っていました。つらい日々を乗り越えて語られる、彼女の言葉には真実味があります。

でも希望はいったい、どこにあるのでしょうか。どこからくるのでしょうか。どうやったら希望を持てるのでしょうか。

私たちの教会の松本敏之牧師がポルトガル語を訳した「だから今日希望がある」という歌があります。

「主が貧しい馬小屋で お生まれになられたから
  この世界のただ中で 栄光示されたから
  主が暗い夜を照らし 沈黙破られたから
  固い心解き放ち 愛の種まかれたから
 だから今日、希望がある
 だから恐れずに生きる
 貧しい者も 未来を信じて 歩み始める」

という歌です。神様が私たちに希望の光として、独り子を送ってくださったから、その光を信じて歩み始める。神の愛を受けて希望を持つ。という内容かなと思います。つらい時、神様に祈りながら、努力する。その先に希望があると信じて祈りながら歩く。その時に希望が与えられると私も思います。来月はイエス様のお生まれを祝うクリスマスです。神様が希望を与えてくださると信じてみませんか?今は希望を見いだせなくても、頑張っている先にきっと希望が見えてくるはすです。

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