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「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」 2016年 イギリス

世界の映画 映画の世界
第42回
「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」2016年
イギリス 103分
<監督>ロジャー・スポティスウッド

天使は存在するのだろうか。聖書では、マリアに受胎告知をした天使ガブリエル(ルカ1・26)や、救い主誕生に際して神を賛美した天の大軍(ルカ2・11)が登場する。
私たち一人ひとりを見守ってくれる「守護天使」(ガーディアン・エンジェル)についてはどうだろうか。カトリック教会はともかく、プロテスタント教会ではあまり語られない。しかし聖書にもこの守護天使について記されている。「これらの小さな者を一人でも軽んじないように気をつけなさい。言っておくが、彼らの天使たちは天でいつもわたしの天の父の御顔を仰いでいるのである」(マタイ18・10)。

私は、この映画に登場する猫ボブは、まさに神からジェームズのもとに遣わされた天使だったのではないかと思う。
ジェームズはロンドンでプロのミュージシャンを夢見るが何もかもうまくいかず、家族からも見放され、路上でどん底の生活をしている。ヘロイン中毒からの更生中であるが、誘惑に負けてまた手を出してしまう。ソーシャル・ワーカーのサポートにより家が用意される。そこへ突然、一匹の野良猫が舞い込んできた。
その猫が縁で動物大好きのカノジョができ、猫にはボブという名前もついた。ボブと共に路上で歌をうたうと、「かわいい」と言って、人だかりができるようになった。そこからジェームズも立ち直っていくのである。

実話をもとにした原作『ボブという名のストリート・キャット』は英国で76週間もベストセラーにランクインし、30以上の言語に翻訳された。
「旅人をもてなすことを忘れてはいけません。そうすることで、ある人たちは、気づかずに天使たちをもてなしました」(ヘブライ13・2)。

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