「自分らしく生きよう!」(2022年4月)
4月になりました。春爛漫、厳しい冬を耐えた草木はたくさんの花を咲かせ、待ちわびた春の到来を祝っています。楽しみにした新しい生活が始まり、希望にあふれ、スタートした方もたくさんいらっしゃることでしょう。あまり張り切りすぎて、5月の連休明けに息切れをして、空っぽになってしまわないようにご注意くださいね。
その一方で、進学や仕事、住まいや生活環境が自分の希望と違って、沈んだ思いで4月を迎えた方もあるかもしれません。人生80~100歳といわれる現在、60歳で定年退職した私ですが、まだやるべきことはいっぱいあると思っています。
希望どおりの道を歩んでいると思っていても、ふと気づくと「どうしてこうなってしまったの?」と戸惑うこともあります。逆に、自分の希望ではなかったけれど、進んでみると自分に合っていて、喜びや希望を見いだすこともたくさんあります。
自分が向かう方向が正しいかどうか、誰にもわかりませんし、自分でもわかりません。そんなとき、私は「自分らしく生きるにはどうするか?」と考えるようにしています。
「自分らしく生きるために、自分が決めたこと」であれば、やり直しや後戻りも含めて乗り越えていけると思います。
その一方で、「自分のために」とか「自己満足のために」生きている人は、自分のために他の人を傷つけていることがあるのではないでしょうか。
3月6日の松本牧師の説教「荒れ野の試み」では、神様の試練とサタンの誘惑が表裏一体であることが語られましたが、「自分らしく」と「自己満足」も表裏一体だと感じたところでした。