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「終戦の夏に寄せて」(2024年8月)

 こんにちは鹿児島加治屋町教会希望のダイヤルです。今年も暑さの厳しい日々が続いています。くれぐれも体調管理にはお気をつけください。さてこの8月は一年の中で一番平和のことを考える月なのではないかと思います。終戦から79年たつのですが、今も世界のあちこちで紛争や戦争が起きています。建物は爆破され、子どもを含む多くの犠牲者をだしています。わが国においても財政難で予算がないと言われながらも防衛費はあがり続け何兆円もの莫大なお金がするすると使われていっています。夢物語かもしれませんが、この予算を沙漠に水をひき植物を植えたり、自然災害から守るために使ったり、福祉に使えたら、どんなにいいでしょう。それを日本だけでなく世界中で取り込むとしたら、どんなに暮らしやすい地球となっていくでしょう。戦争は人の心を狂わせます。平穏にみえる時代においては「なんかおかしいなあ」という程度にしか感じていなくても、いったんことが起きるといつの間にか激流に飲み込まれ戦争へと進んでしまうかもしれません。あるいは権力のある人の言葉に疑いもせずに従い行動してしまうととんでもないことになるかもしれません。そこで、しっかりと自分で考え行動できるようになることが大切だと思います。でも実際はというと、私は弱く流されてしまいがちです。流されてしまいがちではあるのですが、せめていろんな視点で物事を考えるようになりたいと思っています。児童文学作家の椋鳩十は「見る、聞く、読むは人を育てる。特に読むこと読書はその主軸である」と残しています。世の中には星の数ほど本があるのですが、世界のベストセラーといえば、やはり聖書です。その中には多くの物語があり、人間の歴史が書かれています。この歴史や文化を学ぶことは、視野を広げることにつながります。また、人の気持ちを深く理解し、人を尊重することを学ぶことで、戦争を防ぐことにつながると考えています。さらに、聖書の中に今のあなたの心の支えとなるメッセージが見つかると思います。教会には牧師が常在しているので、キリスト教について、わかりやすく丁寧に教えてくれます。一度教会にいらしてみませんか。

 鹿児島加治屋町教会では毎週日曜日午前9時から子どもを中心とした家族礼拝と10時半からの主日礼拝が行なわれています。あなたのお越しを心からお待ちしています。

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