「2025年クリスマスに向けて」(2025年10月)
こんにちは、鹿児島加治屋町教会の希望のダイヤルです。
10月になりました。まだまだ暑い日もありますが、暑く厳しかった夏がようやく終わりを告げようとしています。つい先日新年を迎えた気がしますが、残すところあと3か月になりました。
12月が近づき、教会ではいよいよクリスマスの準備が始まっています。主を待ち望み、主の誕生のお祝いするクリスマス、世界各地で戦争が頻発している現在、今年のクリスマスの讃美歌は265番「天なる神には」、テーマは「地に住むひとには 平和あれ」としてクリスマスの準備を始めました。 讃美歌265番の「天なる神には」の歌詞が書かれた1800年代当時のイギリスには、「政治的・社会的問題」を歌ったクリスマスの賛美歌は一つもなかったそうです。この歌は、そうした問題を歌にした最初のクリスマス・ソングとなりました。
この讃美歌の基になったみことばは、
いと高き所には栄光、神にあれ 地には平和、御心に適う人にあれ。(ルカによる福音書2:14)
と、
すべて重荷を負って苦労している者は、私のもとに来なさい。あなたがたを休ませてあげよう。(マタイによる福音書11:28)
の2か所があげられています。
時の権力者は誰しも「正義は我にあり」と言います。私たちも「自分こそ正しい」と自分を信じて歩みを進めています。でもそれが「御心に適う人」なのでしょうか?
むしろ、立ち止まり、イエスさまのもとで重荷を下ろし、神さまの恵みと導きに出会うとき、神さまの御心に気づき、「御心に適う人」とならせていただけるのだと思います。 クリスマスに向けたいろいろな準備、たくさんの皆さんと分かち合って「主を待ち望み、主の誕生のお祝いするクリスマス」になりますように。
鹿児島加治屋町教会では、毎日曜日、午前9時からの子どもを中心とした家族礼拝と午前10時30分からの主日礼拝の、2回礼拝を守っております。「希望のダイヤル」をお聞きくださり、ありがとうございました。